タンパク質はわたしたちの体の最も重要な要素です|タンパク質研究所

タンパク質の基礎知識

筋肉、皮膚、つめや骨のなりたちはすべてタンパク質

ヒトの体を見てみると、タンパク質が関わっていないところはほとんどありません。筋肉や皮膚はもちろん、爪や髪の毛、骨までもが、タンパク質そのものだったり、タンパク質をもとにしてできていたりします。

ヒトの体の中にあるタンパク質は、10万種類におよぶと考えられており、こうした膨大な種類のタンパク質は遺伝子をもとに全身の細胞の中でつくられます。


「一番大切なもの」という語源をもつタンパク質

わたしたちの体から水分を除くと、60パーセントはタンパク質でできています。残りはカルシウムなどのミネラルや脂質でできています。タンパク質は筋肉や骨など体のさまざまな要素を構成している非常に大切なものです。それだけでなく、酵素、ホルモン、免疫システムや神経伝達物質の材料としてもタンパク質は必要不可欠。

タンパク質の英語名プロテイン(protein)の語源は、ギリシャ語の「一番大切なもの」という意味の「プロティオス」。このことからもわかるようにタンパク質はわたしたちの体の最も重要な要素です。


「見る」「味わう」「かぐ」にもタンパク質が働いている

例えば、文字を読むという行動もタンパク質がかかわっています。
文字のの像を伝える光は水晶体をとおって、網膜に届きます。水晶体は「クリスタン」というタンパク質からなります。また網膜には「ロドプシン」と呼ばれる光を受け取るタンパク質があります。

さらに味覚や臭覚をはじめ、思考や感情に関係すると考えられている神経伝達物質もタンパク質からなります。物を見る、感じる、考える。何気ないこともすべてタンパク質が働いているのです。


20種類のアミノ酸が部品となってタンパク質をつくっている

タンパク質はアミノ酸がネックレスのように鎖状につらなって、それが複雑に折りたたまれてできています。アミノ酸は20種類あり、鎖の長さは50個程度から数万個におよびます。50個より小さい鎖は通常「ペプチド」と呼ばれます。そして、ヒトのタンパク質のバリエーションは10万種類におよぶと考えられています。

ヒト以外の動物はもちろん、植物や菌などすべての生き物の体の中で20種類のアミノ酸が部品となってタンパク質がつくられます。


タンパク質が解明されれば

わたしたちのすべてを形づくるタンパク質。

体を構成したり、考えたり、記憶したりといった、生命全体に関係する非常に重要なものなのです。そして現在、10万種類におよぶタンパク質の謎を解き明かそうと壮大な研究がはじめられています。

わたしたちの体内に存在するタンパク質の機能が解明できれば、ガンやエイズといった治療薬の開発など生命科学技術でよりよい未来を切り開くことができるかもしれません。


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